========================================================================== マクロランチャー for EmTerm95 ver.0.92 の説明書 by ＪＲくん GFB03426@niftyserve.or.jp http://win.blue.co.jp/~jr-kun/ 1997.6.3 ========================================================================== 目次 ●１．はじめに ●２．インストール・アンインストール(^^;)方法 ●３．使い方 ★ボタンへの登録 ★ランチャとして使う（起動時のコマンドライン） ★キーボードでボタンを押すには ★EmTerm のマクロから起動 ●４. 再配布・サポートについて ●５．参考文献・その他 ●６．改版履歴 ●１．はじめに EmTerm95を使っていて、ファンクションキーの空きが足りないとお嘆きのあなた(^^;) マクロランチャー for EmTerm95 は、とくに EmTerm のマクロの登録をしやすく作 成したランチャ アプリです。 EmTermマクロ以外にも、通常のコマンドラインの登録もできます。 ●２．インストール・アンインストール(^^;)方法 適当なフォルダを１つ作成して、そこにおもむろに解凍します。 アンインストールする場合は、解凍したファイルをばっさり削除してください。 ※ver. 0.90 をお使いだった方へ============================================ 安全のため(^^;)設定ファイルの拡張子を ini から eml に変更しました。 ver. 0.90 にて作成された設定ファイルは、拡張子を eml に変更すれば使える ようになります。 ========================================================================== ●３．使い方 ★ボタンへの登録 とりあえず EMTMACLN.EXE を起動します。 起動直後では何も登録されていません。そこで、設定ダイアログを出します（ツー ルバーでは右端） EmTerm の設定ダイアログに似せてつくってあるので、見れば使い方はなんとなく わかると思います。(^^;) まず左側の「ボタン」の部分で、登録したいボタンの位置を選択します。 その後、マクロを登録するかコマンドラインを登録するか選択して、ファイル名を 入力します。 マクロの場合、EmTerm のマクロフォルダに入っているものは、パスの指定は不要 です。 このとき「参照」ボタンを押せば、ダイアログでファイルを選ぶことができます。 空白を含むファイル名の場合は、" " でくくってください。 登録が終わったら、[Ok] ボタンを押します。 初めての場合は「名前を付けて保存」ダイアログが出ます。登録した内容は、この 時点で設定ファイル（拡張子は eml ）に保存されます。 登録されれば、あとはマウスで該当のボタンを押せば、マクロやコマンドが実行さ れます。 設定ファイルには、マクロランチャー終了時と、「開く」「新規作成」の実行時に 自動的に保存されます。 その時、ウィンドウの位置やサイズ、ツールバー・ステータスバーの表示／非表示 の状態も保存されます。 マクロランチャーを EmTerm の横に並べて置いて使うのがお薦めです。 登録先がマクロの場合は、EmTerm95 が立ち上がっていない場合は実行されません。 もし EmTerm95 を起動してマクロを実行したい物の場合は、コマンドラインのほう に登録します。（EMTERM.EXE に -r オプションを付けます） マクロランチャーが立ち上がっている時に、登録した内容を読み込みたい時は、 「開く」で設定ファイルを読み込みます。 ★ランチャとして使う（起動時のコマンドライン） 実際にマクロランチャーを使う時にはふつう、マクロランチャー立ち上げ時に設定 ファイルを読み込ませます。 そのためにはコマンドラインオプションに設定ファイル名を指定します。 EMTMACLN.EXE と同じフォルダに設定ファイルがある場合は、設定ファイルのパス の指定は不要です。 例）マクロランチャー起動時に NIFTY.EML を読み込ませる場合 EMTMACLN.EXE NIFTY.EML ※EMTMACLN.EXEはフルパス名で指定してください。 これをWindows95のショートカットに指定したり、またはEmTermのツールのところ に登録して使ってください。 ★キーボードでボタンを押すには マクロランチャーのボタンは、マウスで押す以外にも、キーボードから押すことが できます。 マクロランチャーがアクティブになっている場合は ・上下カーソルキー、または[Tab]キーでフォーカス（黒い枠）を移動して [Enter]キーを押します。 または ・ボタン１〜ボタン24は、ファンクションキー（[F1]〜[F24]）で押せます。 ・他の一般文字キーで押すようにしたい場合 該当のボタンのタイトルのところに、押したいキーの文字の前に半角の & をつ けます。 例えば FWIN&COM と記述すれば、以降は[C]を押すとそのボタンが押せるように なります。このとき、ボタンの C の文字には下線が引かれるので見て分かるよ うになります。 マクロランチャーがアクティブになっていない場合は、[Alt]+[Tab]キーでアクテ ィブにできます。（←これはWindowsの機能ですが(^^ゞ） ★EmTerm のマクロから起動 EmTerm のマクロから起動させたい場合は、例えば以下のように記述します。 S = Shell ("EMTMACLN.EXE NIFTY.EML",1) ポップアップメニュー風に使う場合はこれだけでよいですが、デスクトップに置い ておく場合は、マクロランチャーがアクティブである必要はなく、EmTermがアクテ ィブになっているほうがいろいろ入力できたりして都合がいいと思います。この場 合は、マクロランチャー起動の直後で EMTERM.EXE を実行してアクティブにしま す。(^^;) S = Shell ("EMTMACLN.EXE NIFTY.EML",1) S = Shell ("EMTERM.EXE",1) ●４. 再配布・サポートについて このソフトはフリーソフトウェアです。 このソフトウェアの最新版は、NIFTY-Serve FWINCOM の 11番ライブラリに登録さ れています。 また、http://win.blue.co.jp/~jr-kun/ でも入手できます。 （上記入手先は1997年6月3日現在のものです。各種事情により登録場所は予告無く 変わる場合があります。） バグ報告や要望等があれば、NIFTY-Serve FWINCOM の 11番会議室に書き込んでみ てください。 ただし、このソフトウェアを利用して起きたいかなる損害も、作者は負わないもの とします。また、作者はこのソフトウェアについて改善をする義務は負わないもの とします。 再配布は自由ですが、原則としてオリジナルの圧縮ファイルのみとします。 転載する場合は、なるべく事前に転載する旨の電子メールをください。あと、でき れば本名を出さないでハンドル名だけでお願いします。(^^;) ●５．参考文献・その他 このソフトは Borland Delphi Desktop 2.0 日本語版 にて作成しました。 また、Borland Delphi 2.0 CD-ROM の EXTRAS にある Appactiv.pas を使わせて頂 きました。 参考文献等 ・ここまでできる Delphi2.0 パワーガイド　小出俊夫 著　秀和システム ・NIFTY-Serve FDELPHI の FAQ集 圧縮ファイルの作成には、Ｍｉｃｃｏ氏作 LHMELT.EXE と UNLHA32.DLL を使わせ ていただきました。もともとの LHA を作成なされた 吉崎栄泰氏 にもあわせて御 礼申し上げます。 ●６．改版履歴 ver.0.90 (1997.5.9) ・NIFTY初アップバージョン ver.0.91 (1997.5.17) ・EmTerm95が起動していない場合に、マクロを実行しないようにした ・設定ファイルの拡張子を変えた ・マクロ名やコマンドラインが空白で Ok を押した時「設定しない」に 切り替えるようにした ・ボタンをファンクションキー(F1〜F24)で押せるようにした ・ESCキーで終了するようにした ・設定ファイル読み込み直後にフォーカスが出るようにした ・ショートカットキーの重複を直した(^^;) ・ボタンの横幅をフォームの幅に合うようにした等の外観の変更 ・ファイルにバージョン情報を付けた :-) ・ボタン10をクリックするとボタン13の内容が実行されていたバグを 修正(^^;) ver.0.92 (1997.6.3) ・空白を含むファイル名に対応