====================================================================== JuniorResourceAlerter ver.1.02 JRくん GFB03426@nifty.ne.jp http://win.blue.co.jp/jr-kun/ 2001/10/08 ====================================================================== ●1.はじめに:このソフトは Windows9X系のシステムリソースの残量が少なくなったらダイアログで知ら せる常駐ツールです。 今更説明するまでもないですが、システムリソースの残量が極端に少なくな ると、Windows全体の動作が不安定になったり、操作出来なくなるほど動作が 遅くなるなどの問題が発生します。 そこで、システムリソースの残量を常に監視し、残量が少なくなったら不要 なアプリを閉じる等の対策を行う必要があります。 しかし、実際Windows標準の「リソースメーター」や類似のツールを使って、 私自身が感じたのは、 「作業に集中していて気づかないうちにリソース不足が起こる」 「ずっとリソースメーターを見続けるのは結構苦痛だ」 ということです。 そこで、ダイアログで知らせてくれるモノを作ってしまえということで作っ たのが、この JuniorResourceAlerter です。 このような経緯でシンプルを旨として作りましたので、ダイアログ以外には 表示するものは無く、[CTRL] + [ALT] + [DEL] を押さないと起動している かどうかも分からない代物になっています。 まぁ、常時表示ソフトは立派なものがたくさんあるわけで、わざわざ改めて 作る必要もないでしょう(手抜きと言われればそれまでですが。) ●2.動作環境 ・Windows95, 98, Me ・Windowsのシステムツールの「リソース メーター」がインストールされて いること(起動する必要はありません) ・他のランタイム類は必要ありません ◎「リソースメーター」がインストールされているかの確認方法: コントロールパネルの [アプリケーションの追加と削除] から、 [Windowsファイル] タブをクリックします。 [システムツール] の中に [リソース メーター] がありますので、この 項目にチェックが入っていれば、既にインストールされています。 チェックが入っていなければ、チェックを入れることでインストールでき ます。この際、WindowsのCD-ROMを要求される場合があります。 ●3.インストール方法・使い方 (1)JRESALRT.EXE と JRESALRT.INI を同じフォルダに置きます。 (2)JRESALRT.INI を編集します。 (3)JRESALRT.INI の編集が終わったら、JRESALRT.EXE を単に起動してくだ さい。 常時利用する場合は、スタートアップに JRESALRT.EXE のショートカット を入れてください。 ◎JRESALRT.INI の設定: [Env] セクション: nTimerMillisec:システムリソースを監視する時間間隔をミリ秒単位で 指定します。 最小値:50 最大値:86400000(1日) デフォルト:5000 nNotOnScreenSaver:スクリーンセーバー実行時にダイアログを表示する かを指定します。 最小値:0(=スクリーンセーバー実行時にもダイアログを表示する) 最大値:1(=スクリーンセーバー実行時にはダイアログを表示しない) デフォルト:0 nNumOfAlerts:ダイアログを表示するパーセンテージの個数(=下記 [1] 〜 [n] セクションの数)を指定します。 最小値:1 最大値:10 デフォルト:3 [1] 〜 [n] セクション: nAlert:システムリソースがこの値(%)以下になった時にダイアログを 表示します。 (※) 値の指定の順序は、デフォルト値の例のように、[1] 〜 [n] の 括弧の中の数値が小さい方に大きな値を指定して下さい。 この値の自動並び替えはしていません(手抜きですみません)。 (※)「システムリソース」は、GDIとUSERのどちらか少ない方です。 [マイ コンピュータ] のプロパティで表示される値と同じです。 (※) ver.1.01から、システムリソースが不足したら、処理待ちを入れて から再度値を取得するようにしました。 そのため、瞬間的にシステムリソースが消費されてすぐ元に戻った 場合、現在の値が指定した値より大きい表示になる場合があります。 nReAlert:システムリソースがこの値(%)以上になったら、次にシステ ムリソースがnAlertの値になったときに再びダイアログを表示し ます。 最小値:0 最大値:100 デフォルト:以下のとおり [1] nAlert=20 nReAlert=25 [2] nAlert=10 nReAlert=15 [3] nAlert=5 nReAlert=8 ◎終了の仕方: JRESALRT.EXEを起動したままWindowsを終了させて問題ありません。 手動で終了させる場合は、[CTRL]+[ALT]+[DEL]キーを押し、「プログラム の強制終了」ダイアログから、Jresalrt を選択して終了させてください。 ●4. アンインストールする場合: JRESALRT.EXE と JRESALRT.INI をおもむろに削除してください。 レジストリには一切書き込みません。 ●5. 最新版の入手先・再配布・サポート等について 今後修正があれば、JRくんのホームページ http://win.blue.co.jp/~jr-kun/ で公開する予定です。 本ソフトはフリーソフトウェアです。 再配布は以下の条件のもとに自由です。 ・著作権は放棄していません。著作権者はハンドル名のみ JRくん とし、 本名を出さないようお願いします。 ・原則としてオリジナルの圧縮ファイルのみとします。(但し転載時の収録 形態等の理由がある場合は別途御相談ください) ●6. 改版履歴 ver.1.02(2001/10/08) ・警告ダイアログが出るタイミングが遅くなる場合があったのを修正した ・警告ダイアログを閉じた後元のアプリを前面に戻す方法を変えた ・デフォルトの値を変えた ver.1.01(2001/09/16) ・スクリーンセーバー実行時にダイアログを表示しないオプションを追加 ・ダイアログを閉じた後、元のアプリを前面に戻すようにした ・システムリソースが不足したら、処理待ちを入れてから再度値を取得するよ うにした ver.1.00(2001/09/09) ・初版 以上